道の途中で

生き辛さ、不安を抱える人へ。スピリチュアルが私に教えてくれたこと。

許すということ

「許す」というと、おそらく多くの人が嫌いなものや嫌いな人を許さなければならないと思うのではないでしょうか。

私たちは学校や家庭において、まず他者を許すことを学びます。

だけど、本当に許すべき対象は何よりも「自分」です。

 

精神的な症状や生き辛さを抱える人の多くは、「自分を許す」ことがとても苦手です。

それは今までの生活で、その自分への「許し」が当然のことだと、そして必要なものだと考えられるような機会に恵まれなかったからかもしれません。

大切だった誰かに、そのままの自分が充分に許されていると感じられないまま育ってきたからかもしれません。

 

この世界の価値観の多くは「自分を何かの基準にくくりつけること」を必要とします。

「自分」というものを「こうでなければならない」という枠組みに入れようとしてはみ出してしまった部分、それがほとんどの精神的病だと思います。

だけど、その枠組みは誰かが、または自分が勝手に作り上げたものに過ぎないのです。

 

例えば統合失調症という症状も、日本や先進国では薬を飲んでコントロールしなければならない病だと判断されます。

ですが発展途上国では、そのような病はありません。

時代や世界が違えば、その症状は神秘的で人々に称えられる能力にもなりうるのです。

 

諸外国の有病率を調査したときのコト、先進国では1%という結果が出たのに対して、開発途上国では

「そんな病気のヒト、いないよ。」

 

風の声を聴く人が大切にされる文化なら統合失調症という病気は存在しないのかもしれませんね。

マンガでわかる!統合失調症

マンガでわかる!統合失調症

 

私自身、本当にたくさんの精神的障害を抱えてきましたが、それはあるべき自分ではなく本当の自分に気づき、許し、受け入れるプロセスに過ぎなかったと感じています。

 

私たちはいつだって誰だって、ありのままの自分でありたいのです。

たから自分を許していいんです。全部許してあげてください。

上手く出来ても、出来なくても。

 

パニックで不安になっても、不安になる自分を許してください。過剰に不安になっても、あなたにとってそれは正しい感情なんです。

食べてしまってもいいんです。それは今のあなたが本当に欲しいものなんです。

誰かが世間が許さなくても、自分だけはそれを許してください。

 

もし、誰かに腹が立ったり、イライラしてもいいんです。

自分を許せないときは、そんな許せない自分を許してください。感情にいつも振り回されてしまう自分を許してください。

あなたがはまらなければならない枠組みなんて本当はどこにもなくて、神からすると全てOK なんです。

 

私がどうしても自分を許せないとき、たまたま読んだ書籍(すみません。題名忘れました。)に枠組みをつくることがおかしなことだという分かりやすい例が載っていましたので紹介させてください。

 

「人は誰もが誰かと自分を比較したり、決めた枠組みにはめようとします。

だけど、あなたはタンポポとひまわりを見てもそう思いますか?

タンポポはひまわりより小さいからダメだとか、弱いからダメだとか、タンポポもひまわりのようにならなくてはいけない、見習うべきだと思いますか?

タンポポタンポポなりの、ひまわりはひまわりなりの良さがあるのです。」

 

タンポポとひまわりだったかどうかも少し微妙ですが(笑)

だけど、私たちがやっているのは多かれ少なかれそんなことなのではないでしょうか。

 

「ありのままの自分」を許してあげる。

それだけでいいんです。許せない人なんてムリして許さなくていい。

自分を許すことが出来たとき、他人への許しは結果として必ず後からついてきます。

 

何故なら私たちにとって、憎しみという荷物は本当はとてもとても重いものなんです。

その荷物を抱えているから、私たちはいつも苦しむんです。本当はいつも手放すことを望んでいるんです。

その重さは、自分に対する憎しみでも同様です。

だから、自分を許してあげてください。

自分を許していく過程で、その重い荷物は私たちの手から少しずつ自然に離れていくのです。