道の途中で

生き辛さ、依存性や不安を抱える人へ。スピリチュアルが私に教えてくれたこと。

ヒーリングの役割

ヒーリングという言葉は、誰もが聞いたことがあると思います。

だけど、一般的にはその意味が大きく勘違いをされているように私は思っています。

 

多くの人は、ヒーリングそのものが問題を解決すると考えています。

それはとても心地好く、受けているうちに問題が消えてなくなっていくもののように考えている方も多いのではないでしょうか。

 

実は、実際にそのようにヒーリングを扱うヒーラーやセラピストもたくさんいます。

私が助けてあげます、私ならできます、と。

ですが、人間はもともとそんな方法で救われるようにつくられてはいないと私は思っています。

 

人を本当に救うことができるのはヒーラーの力ではなく、真の自己との確かな繋がり、信頼だけです。

苦しみの多くは、こころの中心が外側に向いているからであって、それを真ん中に戻すことが何より大切です。

 

私もまたヒーリングを行う立場ではありますが、ヒーリングとはそのものが救いになるものではなく、自己との愛や信頼を繋ぐための気づきのサポートに過ぎません。

 

人の肉体はいわば過去の記憶の塊です。

過去の人生において、様々な経験から得た記憶が埋め込まれ、それが意識として人生に大きく影響しています。

そして、そのことに気づかないうちは、真の自己ではなく、過去という囚われに投影された自己のままで生きていかなくてはなりません。

 

ヒーリングの主な役割は、身体に神聖なエネルギーを通すことにより、自己との繋がりの障害になっている記憶や意識を浮き上がらせることです。

そしてそれらのエネルギーは、ヒーラーが作り出すのではなく、万物に与えられたものです。

 

その問題と向き合い、癒し、意識から浄化していくことができるのは本人の完全なる意識だけで、またそうでなくては本当の癒しは起こりません。

 

癒しは外側にはありません。

人は何かを足すことで、または誰かに、ヒーラーに足してもらうことで幸せになるのではないのです。

足すものなど何もないという真実を信頼していくこと、それに優る幸せなどないのではないでしょうか。

癒しはいつも内にあり、人は誰もがその完全なる癒しの主を、初めから与えられているのです。