道の途中で

生き辛さ、依存性や不安を抱える人へ。スピリチュアルが私に教えてくれたこと。

過去と融合すること

私たちの肉体は、過去の記憶の塊、潜在意識の塊です。

私たちが肉体の眼で、見ているものは「今」ではなく、もう「今ここ」に実在しないもの。

幻想のもの。

 

ならばこの「怖れ」を、もう「無いもの」として見ないようにすれば良いのだろうか。

この「不安」を、「無いもの」を見ようとするエゴの働きなのだと笑い飛ばせば良いのだろうか。

 

「過去の私」は、いつも今のこの肉体を使って、幻想の怖れに、不安に目を向けてほしいと訴える。

何度も何度も。

そうしないと安心できなかったから。

違う。そうしたっていつも安心などできなかった。

でもそうするしかなかった。

 

私にはそれを笑い飛ばすことができない。

彼女の苦しみが今もまだ伝わるから。

 

だけど「過去の私」は、今の私に一緒に苦しんで欲しいのだろうか。

怖れて欲しいのだろうか。

それはきっと違う。

彼女はただ願っているだけ。

「今の私」がもう苦しまないことを。

教えてくれているだけ。

「今の私」が傷つかないための小さな間違った方法を。

 

ならば「今の私」が彼女にしてあげられることは何だろう。

それは、きっと「今の私」が傷など負わない存在であり続けることだ。

彼女が傷だったと思っているものを、それは傷なんかじゃなくかけがえのない経験だったのだ、と教えてあげることだ。

そして、それを「今の私」が本当のかけがえのない経験へと昇華していくことだ。

 

彼女は傷を受けたと私に伝える。

だけど、私たちは損なわれることはないし、今まで一度だって損なわれたこともない。

「今の私」が揺るぎなくそうあれば、「過去の私」は「今の私」に溶けていき、ひとつになれる。

 

肉体の目を閉じて魂の存在になるとき、私たちは内に完全なる光を見つけることができる。

それはいつもそこにあり、これからもあり続ける。

私はその光でありたい。

「過去の私」のために。

そして「今の私」のために。